第11回心禅の会での大山一郎の発言の要約

大山一郎香川県議会議員の、2013年9月24日の専修院 第十一回 心禅の会 家族・教育・香川の再生の講演での発言を要約してみました。



出典元
https://www.youtube.com/watch?v=fzHG5CnhIys
第十一回 心禅の会:{^L^}が食べたもん

私が書いた書き起こし記事
心禅の会での大山一郎の発言書き起こし〜母乳と保育所編〜 - とんかつの香川ゲーム条例反対ブログ
心禅の会での大山一郎のゲームについての発言書き起こし - とんかつの香川ゲーム条例反対ブログ
心禅の会での大山一郎の発言書き起こし〜不自由な教育編〜 - とんかつの香川ゲーム条例反対ブログ
心禅の会での大山一郎の発言書き起こし〜福祉編〜 - とんかつの香川ゲーム条例反対ブログ



○育児について

保育所に子供を預けてはいけない。

・母乳の代わりに人工ミルクを与えてはいけない。

・父親が育児をしてはいけない。
最近はイクメンとかいって、母親じゃなくて誰が育ててもいいという風潮があるが、これは全くの嘘である。

・上記3つを破ると、母親と子供との間に母子一体感が形成されない。
母子一体感が形成されないと、チック症や多動性障害になったり、犯罪を起こしたり、児童虐待につながる。

・行政は子育ての経済的、肉体的、心理的負担を軽減するための対策が必要と言っているが、これでは、お母さん方が子育てにものすごい負担を背負っているようなイメージ付けがされてしまう。
そもそも、子育てって負担なんだろうか。

保育所に子供を預けると社会性が身につくという意見があるが、それは勘違いで、子供はニコニコしているが、内心は不安がっている。

保育所に預けやすくするという行政の施策は間違いだと、当選してからずっと訴え続けているが、行政は中々目を向けてくれない。

・3歳までは母親が精神的な余裕を持って、子供と向き合えるような社会を作らなければならない。

・テレビやビデオを子供に見させて、子育てを投げてはいけない。


○ゲームについて

森昭雄先生や岡田尊司さんの本でゲームについて勉強させていただいた。

・ゲームをやると、前頭前野の機能が低下する。

・ゲームをやると、非常に子供の脳に悪影響を与える。

・ゲームをやると、善悪の判断がつかなくなる。

・ゲームをやると、記憶力が低下し、親や教師に注意されてもすぐにその注意を忘れるようになる。

・ゲームをやると、多動性障害になる。

・我々が小さかった時と、今の子供達と、遺伝子的には同じなのに、なぜ今の子供達はこんなことになるのか。
それが大体ゲームのせいだということで説明がつく。

森昭雄先生と岡田尊司さんの本がネットで酷評されているが、ロビイストやゲームメーカー等、都合の悪い人たちが相当数書き込みをしている。

・今日の発言が動画としてYouTubeにアップされるが、多分、「大山という男は全然根拠のないことを言っている」、などの批判が書き込まれるだろう。
しかし、私は今の現実や社会状況を見ている。

・レストランやPTAの活動などで、じっとしていない子供や、いつもゲームを触っている子供を見かける。
本当は親と会話したり、兄弟で喧嘩したりしなければならないが、黙ってゲームをし続けている。

・自分の娘が小学校2年生ぐらいの時、友達を6、7人呼んで遊んでいたが、コミュニケーションをとらず、黙ってゲームをしていた。
これは異常な状況だなと私は感じた。
そこで私はゲームについて勉強させていただいて、娘からゲームを取り上げた。
森昭雄先生は依存症になった子供達の特徴として、ゲームを取り上げるとヒステリックに怒るとおっしゃっていたが、うちの娘もものすごい形相で食ってかかってきた。
私はその様子を見て、娘が大分依存症になっているなあと感じた。

・子供からゲームを取り上げて依存症から開放してやることが、親の絶対的な使命である。

・マスコミがゲームの悪影響について報道しないのは、ゲーム会社からスポンサー料を貰っているから。

・おじいちゃんやおばあちゃんが孫にゲームをプレゼントしたりしているが、絶対にそんなもん与えるべきではない。

酒鬼薔薇聖斗があの犯罪を起こしたのは、親からの支配的な子育てで母子一体感が築けなかったことと、ゲームやビデオで性癖をつけていったことが原因。

・人間を含めた哺乳動物には同種の種族は殺さないという本能があるが、ゲームをやるとそれが解除される。

・若い子供達が殺戮をしたり、暴力を振るったりする事件が後を絶たないが、それはゲームや映像メディアが頭に悪影響を与えているせい。
私は間違いなくその方向になっていると思う。

・このことは科学的に証明されているわけではない。
どこが根拠だと聞かれたら、我々が勉強したことを、私なりに総合的に判断した結果だ、と言うしかないが、しかし、私はこれは多分大きな根拠があると、自分では思っている。


○教育について

・子供は不自由に教育すべき。

・私が子供の時は親からよく叱られていたし、酷い時には木に縛り付けられた経験もある。
学校の先生も非常に厳しかった。
しかし、当時は反発したが、あの頃の経験があったから、今の自分がある。

・男女の区別をしてはいけないという、日教組の教育は間違い。

・会社とは不自由なものなので、自由を重んじる教育を受けていると、すぐに会社をやめてしまい、ニートやフリーターになる。

・結婚とはお互いが自ら進んで不自由になることなので、自由を重んじる教育をしていると、離婚率がどんどん増えていく。

・子育てをしていると、親は子供に付きっきりになる、つまり不自由になる。
だから、自由を重んじる教育を受けていると、児童虐待につながる。

・道徳教育のために、教育に宗教を取り入れていくべき。

・行政のニートフリーター対策が全く効果がないのは、今言ったことを理解していないから。


○福祉について

スウェーデン福祉国家だが、犯罪が多い。
これは福祉を充実させすぎたあまり、家族の絆が弱くなったせい。

スウェーデンは寂しい国である。

香川県を絶対にそういうような間違った方向に行かせてはならない。
それが我々政治家の仕事である。


○その他

・政治の世界には、正しいことが正しく理解されていなくて、間違った方向にいっているのに、誰も声を上げないという状況がたくさんある。

・私はよく右翼だと言われるが、正しいことを勉強しているだけである。
右翼のイデオロギーを勉強したことはないし、誰かから影響を受けたこともない。

・日本は戦後間違った方向に誘導された歴史がある。

・以上のことを、私は政治の中で1つの使命として一生懸命活動させていただいているが、色んなイデオロギーに邪魔されたりするし、マスコミも全然報道してくれない。

心禅の会での大山一郎の発言書き起こし〜福祉編〜

大山一郎香川県議会議員の、2013年9月24日の専修院 第十一回 心禅の会 家族・教育・香川の再生の講演での、福祉に関する発言を書き起こしてみました。
これでこの動画の書き起こしは全て終了しました。



出典元
https://www.youtube.com/watch?v=fzHG5CnhIys
第十一回 心禅の会:{^L^}が食べたもん
動画時間1時間8分5秒〜1時間21分20秒(終)



まあ、あのー、と、その、えー、こういう、その、福祉のことになってくると、必ず、その、イデオロギーを持った方々や、それから、その、ちょっとこう、ね、その、勉強なさった方々は、その、スウェーデンということを出してきます。
スウェーデン型福祉は非常に良いものを持っていると、いうようなこと、皆様方も聞いたことがあると思います。
スウェーデンというのは、揺りかごから墓場まで、ね、それから、子供からお年寄りまでずーっと、行政が、えー、ちゃんと面倒を見るんだと、いうような非常に福祉の行き届いた国というイメージがある。
だから、その、スウェーデン型福祉を目指そうというようなことを色んな方が言っております。
じゃあ、本当にスウェーデンというのはそんなにいい国なんだろうか、という風に私は思って、スウェーデンに行ってきました。
まあ、それで、実質自分の目で、み、見てみなければならないということを考えたんですが、あの、まずね、その、えーと、スウェーデンのね、あの、実態というのですが、あの、すいません、あの、後ろにちょっと私のバッグがあるんですけど、すいません、まだ時間大丈夫ですか。
あの、皆さんのイメージの中では、スウェ、スウェーデンという国は非常に福祉の行き届いて、その、その、だから、治安もいいし、そういうようなイメージがあると思うんですね。
でも、その、あの、これ外務省、が、えー、ホームページの中で、各外国への旅行者向けに出しておる、これホームページ*1からちょっと抜き出してきたんですけども、スウェーデンのところにどんなことが書いているかというと、スウェーデンの2011年の統計によれば、犯罪として認知された記録だけでも、約140万件の犯罪が報告されています。
統計の取り方は国ごとに相違があり、単純比較はできないものの、実行費約13倍の日本の犯罪件数、刑法犯が約148万件、2011年ですから、スウェーデンの犯罪発生率は日本の約13倍にも及ぶ、いうことになっております。
だから、スウェーデンに行った時には、あの、えー、その、持ち物の、おー、とか、それから、決して一人歩きをしないでくださいとか、そういうようなことはここには書かれておりません。
特に、えー、その、性犯罪について、強姦事件は年々増加傾向にあり、毎年過去最高を更新しています。
日本人が被害にあった例もあり、女性の深夜の外出、帰宅の際には、出来るだけ交通量の多い明るい道路を選択し、暗がりでの独り歩きは極力避けるようにしてください。
ていう風に、外務省のホームページに、スウェーデンに、旅行者に向けてこれ書いてあるんですが、まあ、何が言いたいかというと、スウェーデンっていうのは、非常に、えー、大きな犯罪大国であると、いうことなんですね。
このことが、もうほとんどマスコミは報道されていません。
ここに、あの、福祉国家の戦い*2というのがありましてね、で、スウェーデンの犯罪プラス、まあ、これ、先程の外務省の分と、えー、リンクするとこがありますんで、まあちょっとあれですが、えー、スウェーデンの、えー、犯罪の実態は、まさに質、量共に
犯罪王国と呼ぶにふさわしい程である。
例えば、刑事犯罪のここ数年の平均は、日本が大体170万件、スウェーデンが100万件である。
しかし、日本の人口はスウェーデンの2倍ではない、17倍である。
スウェーデンの統計書で調べると、例えば、強姦事件が日本の20倍以上、人口10万人当たり、強盗は日本の100倍以上なのであります。
これを10万人当たりの平均犯罪で比較すると、日本の7倍、米国の4倍であると、まあ、これにもそのようなことが書かれております。
まあ、先程の、その、こん、外務省のホームページと、まあ、ほぼリンクするんですけども、そのようにスウェーデンは犯罪王国なんですね。
特に青少年の犯罪、それから、その、強盗強姦致傷、そういうものが非常に多いんですけども、これはどういう風な経緯でそうなったかというと、スウェーデンというのは、先程も言ったように、揺りかごから墓場まで、要するに、生まれた子供はすぐに託児所、保育所に預けられるんですね。
ですから、お父さんお母さんがほとんど面倒を見ていないと、いうこと、この実態があるんですね。
お父さんお母さんは、よこ、余暇を、すが、過ごしたり、それから、好きな仕事に就いたり、色んなことをやって、子供はほとんどの子供がすぐに預けられるという状況。
そういうようなこと、要するに、家族がしなければならないことを全部行政がやっていると、いう風なんですね。
それと、その、年間の自殺者数が非常に多いということ。
それから、その、私がスウェーデンに行った時に、老人ホームに行ったんです、今慰問に行かさせていただきました。
まあそれは、あの、素晴らしい老人ホームでした、まあ施設的には。
そりゃそうです、あの、あのー、皆さん、スウェーデン人の大体、その、給料の70%、税負担率、スウェーデンてとこは70%ですから、その、おー、ま、100万稼いだら70万は税金で持っていかれるわけですから、それだけ分、その、福祉は、に、充実しているわけで、ですから、その、施設的には非常に立派な、がありました。
まあ、あの、プールはある、ビリヤード場はある、映画施設もある、そういうようなことではありましたが、まあ、その、お年寄りの皆さん方と慰問に行って、その、聞いてびっくりしたことは何かと、まあ、そりゃ、は、大体平均して言えることだという風に思うんですが、家族が全く面会に来ないんですね。
あの、お、あ、おじいさんが、その、言ってました。
その、要するに、そのー、福祉は確かに、このスウェーデンというところは非常に良いし、自分達も満足はしているが、しかし、何が一番大きく、その、昔と今で変わったかというと、家族の崩壊やと、いうことを言っておりました。
要するに、家族がしなければならないことを福祉というのは、全部そうなんですよ、福祉というのは全部家族が本来、例えば、あの、お父さんお母さんが忙しい時、これ昔からありました、ね、戦後(聞き取り不可能)の時なんか、ほんとに日本も、その、ひもじい時代がありましたから、そんな時お父さんお母さん、さ、働いておりましたから、子供の面倒なんか見れなかった。
しかし、そういう時にはおじいちゃんおばあちゃんがちゃんと、お父さんお母さんとおんなじ愛情を子供にかけてくれてた。
だから、子供達は、その、母子一体感を築けなくても、ちゃんと愛情をかけられていたから、そんなに曲がった方向にはいかなかった。
しかし、これは福祉が進んできて、時代が変わってくると、この、その、おじいちゃんおばあちゃんがいなくなって、今度は核家族化が進んで、今度は行政がその代わりをするようになってきた。
だから、その、おじいちゃんおばあちゃんも、その、我々がもうそろそろ帰りますね、だって2時間半ぐらいいたんですから、そろそろ帰りますねって言っても、まあ、もう少しいたらいいじゃない、今日帰るんじゃないんでしょみたいな、結局寂しいんですね。
もっと話しようっていうことを、あの、訴えてくるわけですね。
で、よく聞いてみると、先程言ったように家族が全く面会に来ない。
そりゃそうです、自分の若い時に子供達に愛情を与えていないんですから、その与えていない子供達から愛情を受けようと思ったって、そんなことはありえないんですね。
だから、スウェーデンというところは、僕が見た限りでは、色んな文献を読んでみても、この犯罪発生率の、は、あの、状況から見ても、非常に寂しい国なんだなあと、福祉が進みすぎるとこういうことになるんだなあと、いう風に、私は思いました。
だから、絶対に決して、あの、この香川県をそういうような、えー、あの、間違った、その、ね、方向に行かしてはならないんではないのかな、それが、それが、我々政治家の仕事ではないかなと、いう風に、思い出していだだいております。
まあ、ま、以上のようなことを私は、その、政治の中での、あのー、1つの自分の使命として、今一生懸命活動させていただいておりますが、まあ中々、それが、その、色んなイデオロギーであるとかね、そういうようなことに邪魔されたり、それから、マスコミ、が全く報道していただけなかったり、まあ、色んな質問を、あ、その、やっておる、おりますが、次の日の新聞を見ても全くそういう質問は記事にはなったことがありません。
まあ、ですから、まあ、こういう場をお借りして、え、皆さん方に訴えさせていただいて、まあ、それで、皆さん方がまた、あの、もし、えー、か、えー、同調をしていただけるんであれば、さんこ、賛同いただけるんであれば、そういう政治活動にも、あの、興味を示していただいたらなあと、いう風に思っております。
まあ、あの、えー、中々、その、こ、意を尽くしたことがお話できたか、えー、どうか分かりませんが、まあ、あの、以上をもちまして、私のお話にかん、今日はどうもご静聴ありがとうございました。

(拍手)

司会:以上で大山議員の講演を終了させていただきます。
皆さんもう一度拍手をお願いします。

(拍手)

司会:えー、続きまして、えー、西村道*3に簡単なまとめをいただきます。

西村嘉明氏:大山先生、今日は、あー、ありがとうございました。
まあ、てっきり私は政治経済が、あー、専門だったと、子育て(聞き取り不可能)人間形成について、人文科学者であるのは初めて知りました。
おお、全く申し訳ないですけど。
まさに、お、先生の仰る通りで、えー、(聞き取り不可能)そうですけども、国家の基本ってやっぱ、やっぱり教育だと思うんです。
教育がなされない国っていうのはやっぱり三流国なんです。
今日本の国は形あるものが諸外国にどんどん輸出されてますけど、これから輸出するのは日本の伝統文化で、目に見えない精神ですね。
これを、あの、是非諸外国の人に知ってもらわなきゃいけないと。
最後になりますけども、あの、毎度言うんですけども、仏教の基本観念何だって、私あの、アメリカ宣教師が来た時にお恥ずかしい、今から20年前何も語られなかったです。
今日始めての人いらっしゃるんで、仏教の基本観念は平等と慈悲です。
たったこの2つです。
仏教の究極の理想は人のためにすることです、これだけです。
ついでに申しますと、神道の、神道ですね、今国家神道って話、神道の基本観念何だ、三種の神器ってのがあるでしょ。
これは正義と慈悲と、おー、使令(?)なんです。
この3つをもって答えてください。
諸外国の人、ちょうどね、県の、もう今(聞き取り不可能)先生がいなくって、ですけども、香川県にあの、英語の先生が来るんですよ、県発祥です、ですかね、あの、中学、高校か(聞き取り不可能)。
で、帰る時に、あの、日本の伝統文化をのみたいって私のところのぜんどうぜん(?)、来るわけです。
で、来た時に、質問があるってよく(聞き取り不可能)、武士道って何ですか、ってまた同時に古武士と武士の違いを言ってくださいって言うんです。
こういうことを言うんです。
で、武士道ていうのは私、即答える時には、責任の取れる男だと、こう認識してください。
(聞き取り不可能)がどうのこうのって、あれはクリスチャンから、あー、ふる、あの、奥さんがアメリカ人でキリスト教ですからね、それから、(聞き取り不可能)世界に行ったと。
(聞き取り不可能)もそうですね。
武士道とは死ぬことになると見つけたりってあれ、嘘です。
何度か読んでください。
何度も読む読む。
死を覚悟で持って、業務にあたれって言うんです。
(聞き取り不可能)責任取って、死を持って責任を取らせていただきますって、そういう心構えが大事だっていうのを、(聞き取り不可能)の中に書いてます。
これだけです。
今日は本当にあの、幼児虐待、禅の教えなんですけど、幼児教育っていうのは、小さい時より物の善悪わかんないです。
暗闇の中に識別はできない物体があっても、識別できないです。
四角か三角わからないです。
やっぱり、そこにはね、先輩である我々が灯明、明かりを灯しゃいい。
それが学校の先生であり、政治家であり、我々のような、あの、僧侶なんですね。
そういうことで、今日は本当に、あの、大山先生の、こう、知らざる面を見せていただいてありがとうございました。
どうもありがとうございました。



注釈
*1外務省 海外安全ホームページ|安全の手引き 在スウェーデン日本国大使館(アーカイブ)
https://archive.vn/FpaGr(アーカイブ)
*2https://www.amazon.co.jp/%E7%A6%8F%E7%A5%89%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%81%AE%E9%97%98%E3%81%84%E2%80%95%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%95%99%E8%A8%93-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%AD%A6%E7%94%B0-%E9%BE%8D%E5%A4%AB/dp/4121015754
*3専修院の道主の西村嘉明氏
瀬戸内国際禅道場・専修院

心禅の会での大山一郎の発言書き起こし〜不自由な教育編〜

大山一郎香川県議会議員の、2013年9月24日の専修院 第十一回 心禅の会 家族・教育・香川の再生の講演での、子供は不自由に教育するべきだ、など、教育に関する発言を書き起こしてみました。



出典元
https://www.youtube.com/watch?v=fzHG5CnhIys
第十一回 心禅の会:{^L^}が食べたもん
動画時間58分30秒〜1時間8分5秒



それから、その、今度は教育というのに入ってくんですが、まあ、その、一時、その、自由教育というものが、あー、日本では主流になりました。
あの、よく、我々も、その、ち、えー、自分の娘が生まれた時によく言われました。
子供は、その、叱ったらダメよ、褒めて育てないかんのよ、っていう、常に褒めなさいよっていうことを言われました。
でも、私の経験から言うと、親から叱られ、ね、それから、母親からはきつく怒られ、で、酷い時には、あの、木で縛られた経験もあります。
で、先生も、その、どちらかと言うと、非常に厳しい先生を未だに、えー、頭の中に残っているんですが、まあ、そのー、そ、暴力的ではあるが、しかし、愛情を持った、その、導いた、その、考え方、ということね。
これに関しては、私は自分のちっちゃい時を考えたら、あのことがあったおかげで今の自分があるんだな、あの時に、えー、なんやっていう反発はしたけど、でも、あの時の、あの、お母さん、お父さんの、あの、その、し、ね、えー、きつい言葉、それから、叱責、そういうものがあったから、今の自分があるんだなという風に、私は思うわけですね。
それと対極に、絶対に叱るなというような教育の仕方がありまして、これの一番、い、その、特に日教組なんかが進めているのが、その、自由教育というものを一時進めました。
例えば、幼稚園でも、えー、今までの幼稚園でしたら、その、給食の時間になったら、その、はい、今から給食の時間ですよ、ちゃんと手を洗ってきなさい、そ、て、手を洗ってきた人、はい、じゃあ、あの、おててを合わせていただきます、ということを言う。
で、えー、その、みんなと同じものを食べなさい、っていうようなことが、え、今までの教育(聞き取り不可能)としてやられてきました。
しかし、自由教育になってくると、お腹が空いたら自分の好きなもの食べていいんですよ、お腹が空いてなかったら食べなくていいですよ、というようなこと。
いただきますなんていう言葉言わなくていいですよ、みたいな躾、が入ってきたわけですね。
それから、それが小学校になっても、そういうような考え方、絶対に叱るなとか、それから、その、特に、日教組なんかが特に言ってる、順番をつけるなんてのはもっての外だと、いうような、その、人間に順番をつけたらいけないというようなこと。
それから、男女の差別を、は、したらいかん。
まあ、男女の差別をしてはいけ、いけないというのは当然のことなんですが、彼らは区別をしてはいけない、区別ということは、差別につながるんだと、いうような考え方。
そういうものが、えー、その、一緒の教育の中に入ってきました。
特に自由という言葉は戦後、その、戦前の、その、おー、軍隊の、日本軍の教育が、えー、戦前教育が非常に、その、統一的なことであって、で、え、その威嚇的な教育をしたと、その時の子供達には自由がなかった、だから、その反動として日本は、その、自由教育というものを受け入れる措置が非常にあった。
それはアメリカやヨーロッパから入ってきたんですが、しかし、その、アメリカとかヨーロッパというのは、その、い、一神教と言いまして、あの、絶対しん、キリスト教ですね、例えば。
そういうようなものがあって、ちゃんとした道徳観念が、その、宗教で、え、ちっちゃい時から、あの、影響を受けているわけですね。
だから、その、宗教において、右の頬を打たれたら、左の頬を出しなさいと、そういうような教育を受けて、ちゃんと道徳観念を持って、自由教育というものが入ってきております。
しかし、日本の場合は、その、戦後、その、神道禁止令というのが出まして、アメリカ軍が日本の神風特攻隊とか、そういうようなものは、要するに、この神道が悪いんだと、いうような、ここに影響があるんだと、いうようなことで神道禁止令というのが出て、その、教育の中に宗教を持ち込んではダメだと、いうような考え方。
その中に、その、自由教育というのが入ってきてしまいました。
ですから、無尽蔵な自由というものが、この教育の中に入ってきたと、いう風に言っても過言ではありませんでした。
ですから、その教育は大分、今、あの、見直されてはきてます。
例えば運動会でね、その、かけっこをして、最終的に手を繋いで皆で、はいゴールしましょう、これが平等ですよ、みたいなね、競争は、し、ダメですよ、みたいな、ことがありました。
こんなことはおかしい、一般、考えたらおかしいんですよ。
だから、そういうようなこともあって、大分改善はされましたが、その、一番入ってきた当初、は、これが信じられておりましたから、その時代に、えー、10年か20年という時代があったんですが、その時代に育った子供達というのは、その、自由は良いことで、不自由は悪いこと、というような感覚がどうも身についていってるんですね。
だから、その、自由が良いことで不自由が悪いこと、ということになってくると、例えば、その、おー、社会に出ます、で、社会に出て就職をする、で、自由が良いことで、不自由が悪いこと、ということになってくると、社会の会社なんていうのは、その、上司に言われたことはちゃんと、自分がこんなことおかしいなと思っても、しゃ、えー、ね、組織の命令としてやらなければならない。
それから、何時から何時まではちゃんと、その、おー、遅刻をせず、そして、その、上司が帰っていいよって言うまでは、自分の、じぶ、自由なんかありません。
だから、そういうような社会の、組織の中に入ると、自由というものが束縛されることになってきます。
そうなってくると、自由は良いことで、不自由は悪いことと、いう風に思い込んでますから、会社には馴染めるわけがありません。
会社自体が自分の自由を束縛する対象になってくるわけですね。
だから、やーめたっていうことになってきて、結局はニート、フリーター、そういうようなものにどんどんどんどん流れていくと、いうような状況も生まれてきました。
それから、えー、その、結婚をしますよね、家庭というものを築く、家庭というものを築きます。
そうすると、その、家庭というのは私も、えー、結婚しましたが、皆さん方もそうだと思うんですが、一応、だん、男性と女性がこれは、自ら進んで不自由になることであって、お互いに自由を謳歌するところではありませんよね。
家庭には家庭のルールがあって、やってはならないこと、そして、その、ね、守らなければならないルール、ていうのは必ずあります。
ですから、そういうような家庭の中で、自由は良いことで不自由は悪いこと、というような感覚を持ってお互いが接すると、どうしてもお互いが自分の自由を束縛する対象になってくるんですね。
だから、今度は、その、離婚率がどんどんと増えていくと、いうことになります。
そして、子育てです。
今度は子育てに戻ってくると、こそ、子供というのは先程言ったように、0歳から3歳ぐらいまでは子供は1人では何にもできません。
親に、その、お腹が空いたら泣き、ね、それから、オムツが、えー、変えてほしいといっては泣き、そういうようなことで、その、親の自由を束縛することになります。
これが、先程言ったここに書いてる負担ということになってくるんだという風に思いますが、しかし、それは、先程言ったように、ちゃんと、その、自然というものはうまくできていて、母親は子育てをするうちに、自分の負担ではなくって、自分も一緒に子供と成長をし、愛情を深めていくというような、その、生物という、生物学的にね、そういう風にできているのに、ここで、自由は良いことで、不自由は悪いこと、いうことを、に、思ってしまうと、この子供が1日中自分の自由を束縛する対象になってくるわけですね。
そうなってくると、どうなっていくかというと、児童虐待、というものに繋がっていくと、いう風に、私は最終的に、あの、児童虐待というものを勉強した時に、ああ、ここに繋がってくるのかと、いう風に、私は思いました。
だから、まず、一番大事なことは、その、おー、母子一体感というものをちゃんと築いてあげるということを、助けていく行政の施策というものが必要なんです。
だから、今進めておる待機児童0作戦とか、それから、延長保育とか、休日保育とか、そういうものをもっと増やせるか、そういうような子育てを負担という風に置き換えて、その負担を軽減することが行政の施策なんだという今のやり方、に対して、私はおかしいということをずっと今訴えてきております。
しかし、中々それが、えー、その、実を結ぶところまではまだいってないのが現実です。
それから、教育、教育というものは、やはり、その、今、その、教育と宗教は別にしなければならないと言っておりますが、やっぱり、道徳教育というものの中には、やはり、昔の、その、神社とか、それから、お寺さんであるとか、そういうところで子供達が習ったように、まあ、その、変な偏向宗教もダメですけどね、そういうことではなくって、日本のちゃんとした、歴史的にちゃんとした、根拠のある宗教というもの、を、い、ちゃんと教育の中には入れていくべきではないのかなと、いう風に思うし、それから、自由の良さを教えるんであれば、不自由の大切さというものをちゃんと教育の中に入れて、教えていかなければ、もうその、ニートとかフリーターとか、もうニートフリーター対策とかいってね、色んなこと行政がやっておりますが、全く効果がありません。
それは、今言ったようなことを理解せずにニートフリーター対策をやっているからだと、私は思っております。

心禅の会での大山一郎の発言書き起こし〜母乳と保育所編〜

大山一郎香川県議会議員の、2013年9月24日の専修院 第十一回 心禅の会 家族・教育・香川の再生の講演での、母乳や保育所など、育児に関する発言を書き起こしてみました。



出典元
https://www.youtube.com/watch?v=fzHG5CnhIys
第十一回 心禅の会:{^L^}が食べたもん
動画時間0分0秒〜34分03秒



こんばんは。
あの、今日は、えー、このような、その、皆様方の前でお話をさしていただくということ、機会をいただけましたこと、まず、最初に心より御礼を申し上げます。
あのー、何分こういう講演の形式で、あのー、喋るのは私これ初めてでございますので、あの、選挙演説でありますとか、そういうようなことで皆様方の前で話すのは慣れているんですけども、まあ、こういうような形式は初めてですので、まあ、あの、何分、話があっちに飛んだり、こっちに飛んだりと、いうことになって、支離滅裂になるかもしれませんが、まあ、あの、自分が今まで経験したり、勉強させていただいたり、で、政治の世界で見さしていただいて、で、えー、沢山政治の世界には、あの、これは少しおかしいんじゃないかとか、えー、先程国旗のお話がありましたけども、実質正しいことなのに、それが正しく理解されてなくって、それで、間違った方向にいってるのに誰も何も言わないと、いうような状況が、えー、沢山、えー、あるという風に思っております。
まあ、そういうような中で、私は、あのー、特に、その、教育、の、えー、問題、この、今の日本の現状とい、あ、を、考えてみた時に、私が一番最初に、あの、と、初当選さしていただいたのが今から10年前、平成15年、えー、43歳の時でした。
まあ、その時に、えー、一番最初に、あのー、私が取り組まさしていただいたのが、その、当時、その、児童虐待という、のが、相当、その、鰻登りに香川県でも、まあ、全国の傾向としても強かったんですが、そのことを勉強させていただいて、なぜこんなに、その、今の、おー、親たちは子供を虐待するのか、まあ、今でも、まあ、ほとんど毎日のようにそのような、ね、子供を置きっぱなしにして、先日もありましたね、あのー、アパートの中に、炎天下のアパートの中に冷房もつけずに、置きっぱなしにして子供を死なしてしまったとか、まあ、そういうようなことが後を絶たない状況が、もうこれ既に、私が初当選させていただいた10年ぐらい前から、もう、あの、顕著に、表れておりまして、じゃあなぜそんなことになるんだろう、というようなことから勉強を始めさせていただいて、それで、まあ、まず、一番最初に、えー、思ったのは、その、児童虐待は、その、親子の間で連鎖をしているということ。
その、ようするに、親が、その、児童虐待する、その虐待している親も、その親から虐待を受けていると、いうような状況が非常に多々見られる、というか確率が非常に高く、そのような状況があったと、いうことを勉強させていただいて。
じゃあ、その連鎖はどのようなところから入っていくのかと、これをきちっと理解しないことにはですね、あのー、この、子育ての問題、それから、こういう、その、虐待の問題、まあ色んな、そういう問題が、あのー、解決はされないと、まあ、その、医者、お医者さんがね、やっぱりその、ちゃんとした処方箋を書いて、そして処方箋の正しい処方通りに薬を(聞き取り不可能)すれば、あの、病気が治るように、それが、あの、おー、多分、子育て支援の今からお話させていただく、あの、ことであるとか、教育であるとか、が、中々こういうような、えー、児童虐待であるとか、えー、それから、青少年の犯罪がもう鰻登りに今増えております。
それから、小中学校では、もう、じゅ、授業が中々できないと、いうような、1時間の授業ができないというような、えー、クラスが沢山あったり、そういうような状況が、我々の小さい頃には考えられなかったような数で、今増え続けている。
この状況の、を、が、えー、色んなことで、その、行政も手をうっているんでありますが、これが、恐らく、正しい処方箋じゃなくって、間違った処方箋のもとに、えー、それが、えー、行われているから、えー、こんなことになっているんではないのかなと、いう気がいたしました。
まあ、それが、先程言った国旗の形容とか、そういうようなものも、その、非常に日本人というのは、それを言っただけで右翼と、いう風に言われる。
私も、あの、自分の中でイデオロギーを、その、右翼のイディ、イデオロギーとか、そんなこと勉強したこともありませんし、誰からか、その、影響を受けたこともありません。
しかし、そういうことを、正しいことを勉強して、その、子育て支援であるとか、そういうような正しいことを訴えていくと、君は右翼だね、っていう風によく言われます。
だから、この国は、そういうような、その、多分、その、戦後、間違った方向に、えー、誘導された歴史というのがあって、それをそのまんまずぅーっと引きずっている、まあ、安倍首相が戦後レジームからの脱却という言葉をよくつ、えー、あの、使いますけども、まあ、あの、多分、彼の、安倍首相の考えているということは、私達が勉強してやっていったことを、まあ、多分、その、彼は念頭にあるんではないのかなと。
だから、早く教育を改革をして、そして、戦後レジームからの脱却をしなければならないということを訴えているんではないかと。
しかし、その事が、その、マスコミを通じては、中々正しい行動をされていない、ということで、前に進まないという訳になってくる。
まあそれで、あの、まあ、その、児童虐待、いー、を契機にですね、子育てについて、まあ、あの、今じゃ、えー、行政が、その、子育て支援、ね、少子化対策
これ少子化になって、子供がどんどん産まなくなってきている。
えー、それで、え、少子化対策というのをずーっとうっているが、しかし、その少子化対策の、今の、状況は何が一番、し、えー、重要視しているかと、いうこと、このことからちょっとお話をさせていただきたいんでありますが、この少子化対策というのは、あのー、まず一番、えー、ここにも、今日香川県が、出しておる、その、えー、これは次世代、えー、いく、育成支援行動計画*1というような冊子があります。
この中にも書いておりますし、それから、えー、県が今年出しております、せとうち田園都市香川創造プラン*2の中に、えー、子育て支援社会の、実現というページがありまして、まあ、ここで主に取り上げていると、いうのは、例えばですね、これちょっと読んでみますけども、夫婦の出生、子供の数の平均は、夫婦が理想とする子供の数の平均を下回っており、まあ、少子化が進んでおるということを言ってるんですね、その理由として、子育てや教育のための経済的負担や、育児の心理的、肉体的負担が挙げられるため、これらの負担を軽減するための対策が必要ですと、いう風に書いてあります。
それから、えー、核家族化の進行や、共働き家庭の一般化などに対応するため、就労形態の多様化に対応した保育サービスの充実や、えー、放課後児童の健全育成の充実を図るとともに、市、町と連携して、保育所入所待機児童の解消に努めます。
これを全面にうち出しております。
で、えー、子育て家庭に対する経済的負担の軽減を図るため、負担の公平性、施策の効果や適切な役割分担などを考慮しながら、県独自の奨学金制度の創設や、各種女性手当制度により、えー、教育費や、保育料、乳幼児医療費などの負担軽減に努めます。
という風に、これ、えー、香川県の、これ、こ、皆さん方が、こ、えー、これから、として、くべられる、その、政策のまとめたものなんですが、今、えー、読んでてお気づきになったと思いますが、負担、負担という言葉、が、もう多数出てきます。
ですから、子育てを負担という風に、あの、行政側は解釈をして、その負担を軽減すると、いうこと、これを大きな、そ、自分達の大きなすが(聞き取り不可能)の中心にされた。
私は、子育てって負担なんだろうか、これを読んでみるとお母さん方はものすごい負担を背負っていると、子育ててということに負担を背負っておると、いうようなイメージ付けがされてしまうのではないのかなと。
まあ、それから、え、最近のニュースを見てみても、結局働くお母さん方が沢山、えー、います。
ですから、その働くお母さん方の負担を軽減するために待機児童0作戦、といいまして、ようするに、託児所、保育所、こういうものをどんどん増やしていきましょう。
で、預けられる環境を作りましょう。
それから、えー、託児場まで保育所は、例えば4時間保育とかね、午前中保育と、いうのが今までの日本の常識だったんですが、それを、どんどん延長していきましょうと、いうことになって、今は香川県では12時間保育、というのが通常になっております。
それプラス、延長保育、というのが1時間、2時間ありますから、1日の内で預けられるのが12時間、それから、13時間、まあ、東京なんかはもう通常で13時間、14時間という、預けられる。
これが負担軽減、という名目の、名のもとに行われております。
じゃあ、子供達は朝起きて8時からですね、えー、預けられて、そして、12時間ですから、夜の8時まで、これ通常ですから、預けられて、で、延長保育でもう1時間、ですから、13時間、9時ぐらいまで預けられて、やっとお父さんお母さんが迎えに来てくれると。
それから、家に変える、そしたら、もう9時半、10時になっております。
そしたら、もう乳幼児ですからね、保育所というのは大体3歳児ぐらいまでが預かれるところですから、乳幼児ですから、もうすぐに寝なければならないし、それから、えー、寝たら、また起きたら、朝の8時にはもう保育所に預けられる。
というような環境を毎日続けているという状況が今もう、日常的なことになってきておるわけですね。
そこで、私はこのような状況が、まあその、行政が進めていて、負担軽減のために、というようなことで、進めているわけではありますが、じゃあ、そのお母さん方は確かに、子育ての負担はそれで軽減されるかもしれませんが、子供達が、今ね、青少年の、その、さき、先程、そう、色んな、その、育った環境であるとか、それから、そういう生育歴を受けて育ってきた子供達が、大人になって、親になって、児童虐待をする。
ね、これが止まらない。
それから、そういうような、えー、教育を受けたり、それから、家庭の、その、子育ての状況を受けながら育ってきた子供達が、小学校、中学校で授業をまともに1時間受けられない。
その、うろうろしたり、うご、動き回ったり、多動性気味の子供達が非常に増えています。
じゃあ、そういうような負担を、おー、負担負担と言って、その、結局は預けられた子供達はどのような状況になっている、精神状況になっているか、脳内の状況はどうなっているか、こういうことを勉強している人達もいるんですね。
ですから、そこんところ、私は脳科学の観点から、どういう風に、イデオロギーではなくって、その、ただ単に否定するのではなくって、どういう根拠があって、こういう子供達が生まれているのかということを探ろうということで、その、脳科学の観点というものを、ちょっと、色んな、その、雑誌を読み上げ、とか、それから、こういうような本*3*4を読まさせていただいて、色んな沢山の、えー、本を読まさせていただきました。
で、最終的に、まあ、色んな考え方があるんですが、やはり、その、子供というのは、あの、三つ子の魂百までと、いうような、日本には、ことわざがあります。
ですから、あの、3歳児ぐらいまでは、ちゃんとした親の愛情を受けていないと、そ、今後、その子の人生に大きな影響を与えるということがわかってきました。
例えば、その、子供というのは、人間の子供というのは、生まれてきてからすぐお母さんに、えー、その、母乳を頂くと、これはもうし、これはもう何万年も前からずっと、人間が誕生してからずっと続けてきたことでありまして、で、その、特に人間の場合は哺乳動物の中で唯一、お母さんの目を見つめながら子供は母乳を飲むと、いう習性があります。
他の哺乳ど、犬であろうが猿であろうが、そういう哺乳動物は同じようにお乳をあげるんですが、子供がお母さんの目を見ながら授乳をする、という傾向、ことは無いと、いう風に指摘をされております。
そして、なぜ人間というのは、その、子供が目を、み、み、まあ大体、えー、1週間か2週間か、これはちょっと、は、はっきり僕は覚えていないんですが、子供というか、最初は目が見えませんが、そのうちずーっと薄っすらと目が見えてきます。
それから、お母さんに授乳をする。
その時にじーっと母親の目を見ながら、母乳を受ける。
そして、お母さんは、その、抱っこして、その、子供を、授乳をあげる。
その時に、子供はものすごい勢いでおっぱいを吸うわけですね。
その時に、その、母親は子供の目をじーっと見ながら、子供は母親の目をじーっと見ながら、お互いのコミュニケーションというものを、目と目ではかります。
そして、その、子供は、あ、この人が私の命をちゃんと守ってくれる人、という認識を、そこで持ちます。
で、母親もその子供に対して、その、あー、母親語というんですかね、その、優しい言葉で、まあ、早く大きくなりなさいよとかね、それから、もっといっぱい食べるんよ、とか言って、子供に、か、語りかける。
子供はわかったわかったって言って、またお母さんの目を見ながらずーっと、お乳を吸うと、いうようなことを繰り返していくわけですね。
そのゆう、そのような中で、子供は、その、先程言ったように、親に対しての信頼感、それから、親は、その、母親は子供に対する、その、安定感というか、その、母性というか、そういうものが生まれてくるということが、えー、これはもう普段見てたらわかることなんですが、それが脳科学的に証明されたのが、えー、どういうことが証明されたかというと、その、子供がおっぱいを強く吸い込みます。
そうすると、その瞬間に母親の脳内に、えー、オキシトシンというもの、それから、プロラクチン、っていう、その、脳内の物質、が出てくるわけですね。
これホルモンなんですけども。
このホルモンが出てくると、母親の体内、脳内に母性というものが、自然と生まれてくるようになっているそうであります。
これは、子供の世話をしたり、それから、子供がお乳に、す、吸い付いたり、そういうことにすることによって、母親の本能的に、あの、母親の中から、そういう、えー、母性を表すホルモンが出てくると、いうことがわかっております。
で、大体、その、乳幼児期というのは、2時間から3時間おきに、その、授乳を繰り返すと、いうことなんですね。
まあ、あの、今日は、あの、男性の方ばっかりなんで、中々そういう、え、自分の子供さん達が、お、ちっちゃい時に乳幼児にどんな、あの、母親の、あの、おっぱいのあげ方をしてたかっていうのは覚えてない、私も覚えていなかったんですが、まあ、でも、よう考えてみると、あの、夜中だろうが何だろうが、子供は関係なく、えー、2時間3時間おきに母親のおっぱいを求めて起きるわけですね。
だから、その度に、その、お、お母さんが、大体お母さんの、その、オキシトシン、プロラクチンっていう、その、母性の、その、ホルモン、これが出てくると、母性が出る、ここ、愛情がどんどん豊かになってくるんですけども、それが大体、脳内で2時間から3時間で消えてしまうそうなんです。
そうすると、今度は赤ちゃんも、その、母親のおっぱいというのは一生懸命吸い付いても、中々出てこない、出てきにくいものなんで、ですから、赤ちゃんも疲れるわけなんですね。
ですから、腹八分目ぐらいで眠りにつくんですね。
ですから、その、子供は腹八分目で、ね、眠りにつく。
そして、お母さんは、その、脳内の、その、プロラクチン、オキシトシン、っていう、その、母性のホルモンが大体2〜3時間で、き、切れてくる。
そしたら、腹八分、み、目で、えー、その、ね、眠りについた子供は、まあ大体2〜3時間でまたお腹が空いてくるから、2〜3時間で起きて、またおっぱいを求める。
そうすると、今度切れかかった、そのホルモンが、また、お、赤ちゃんに授乳をする、ということで、次々次々こう、そ、これが連動して出てくる。
これを繰り返すことによって、お母さんの母性がずーっと継続的なものになってくる。
で、え、子供も安心感を持ってくる。
これが母子一体感、っていうような名前で呼ばれているそうなんですけど、これが、きちっと築けてくる。
これが0歳、乳幼児期から1歳ぐらいまでの間に、それが毎日繰り返されることによって、母親も愛情が、えー、豊かになり、子供も母親に対する信頼関係が出てくる。
これを、えー、その、専門用語で母子一体感と言うそうなんであります。
この母子一体感が築けているか、築けていないか、という、これがどこに証拠として、あら、表れてくるかというと、これはどうも、人見知り、という状況に表れてくる、みたいなんですね。
だから、この人は私の、自然界ですかね、本来の人間が、えー、生まれてきたのは、えー、出来上がったのは、大体石器時代、えー、その辺り、より前ですから、その辺りの、その、自然の状況で考えてみると、やはりその、人間の子供というのは、全く、えー、その、何もできない状況で生まれてきますから、誰かに命を守ってもらわなければならない。
それが、この人であるという信頼関係、というのが大事になってくる。
だから、目を見つめて、この人なんかどうかな、ことを、その、人間は確認をする、というようになっておるわけでして、で、その確認ができると、その、が、周りから、えー、いる人達は全て外敵であり、で、自分の毎日の面倒を見てくれる人、命を守ってくれる人は、その、味方であると、いうようなこと。
ですから、その、人見知りという現象を起こして、周りの外敵に対しては、その、警戒感を表すと、いう、で、身内に対しては安心感を表すと、いうこと、これが人見知りなんですね。
だから、人見知りというのは、非常に大切な状況なわけであります。
しかし、これ、今、それが、その、人見知りという状況が、その、信頼関係が大体3歳ぐらいまでは続けなければならない、という医学的根拠が出てきておるんですが、今はそれが、先程言ったように、その、女性の負担を軽減しなければならないと、いうような行政の施策によって、その、おー、昔は3歳、いー、前に預けるというのは余程特別な理由がなければ預けられなかったんですが、今はもう0歳児保育、1歳保育、というのがもう当たり前のような状況になってきて、まず、その、先程言ったように、12時間も、例えば、0歳児の子供を12時間もう、毎日預けますよね。
そんな状況になった時に、今ご説明申し上げた、母子一体感というのが、この子供に、じゃあ、そ、授かってくるんだろうかと、いうこと、これは明らかにそんなことはありえないんですね。
ですから、その、子供はいきなり0歳児、例えば、えー、1歳児でも結構です、その辺りから、えー、保育士さんに預けられる。
そしたら、どの人が私の命を守ってくれる人か、っていうのが全く、子供は本能的にわからなくなるんですね。
で、だ、だから、どういう風になるかというと、子供は本能的に自分の命は自分で守らなければならないという状況に移っていくんです。
そうすると、人見知りではなくって、みんなが声をかけてくると、それに対してニコニコ笑ったり、ね、あの、そういう風になるようになるんです。
そうすると、それは、その、人見知りを築けずに、自分の命は自分で守らなければならないという本能が働いて、そういう風になっておりますから、心の中は非常に不安定な状況なんですね。
だけど、子供達はニコニコするもんですから、大人達は保育所に預けたほうが社会性が身についていると、いう風に勘違いをするわけなんです。
だから、そのような状況の子供達を見て、ああ、自分も別に、かて、専業主婦だから、働いてはいないから、ずっと、えー、子育てを自分でやってたお母さん方も、えー、保育所に預けたら、ひ、人見知りとかしなくなって社会、えー、性が身についていいわよ、とかいうような、その、お母さん方の情報の中で、預けなくってもいいのに、預けると、いうような状況が出てくる。
ということが出てきまして、ですから、その、特に、一番不安定になるのは、0歳から1歳ぐらいまで、ですね、えー、その、せっかく母子一体感というのがつきかけていて、それで、その、1年間の休業、おー、というのは今ほとんどの企業で認められているんですね。
でも、1年間以上休業すると、これ、クビになったりですね、も、もういいですよ、っていう風にお払い箱になったりいうようなことになるから、1年間の休業を使って、子供が1年間やるんですが、しかし、それから、1年間たって、せっかく、あのー、母子一体感がついたところで、急に子供が預けられたり、そういうような状況になってくると、子供はショック状態になったりするわけなんですね。
ですから、ひどい場合には、そういう時に、その、チック症と言いましてね、あの、こ、皮膚がピクピク動いたり、目がなんか、こう、痙攣を起こしたり、そういうような状況を起こしたり、それから、あのー、そのような状況のショック状態とか、それから、最近のお母さん方は、その、目と目を見ながら、その、母乳をあげるというようなことではなくって、その、人工のミルクっていうのがね、相当発達してきておると思いますので、これ栄養学的には全く問題がないんです。
人工のミルクだろうが、母乳だろうが、そんなに変わりは、栄養学的には変わりのはないということで、だから、その、産婦人科のお医者さんも、その、退院をする時に、この、えー、ぼ、あの、ミルクは非常に良いですよとか言って勧める場合があるんですね。
そうなってくると、お母さん方は、あ、母乳じゃなくていいのかと、いうようなことになってきて、その、人工のミルクを与える。
ま、これは、あの、人工のミルクを与えても、その、ま、目をちゃんと見ながら、その、子育てをすると、その、先程のプロラクチンというのは脳内には出てこないんですが、オキシトシンというものは、それを、な、あの、お世話をすることで母性というのが出てくるんで、そんなに問題はないんですが、最近のお母さん方は、あの、携帯電話とかね、これをやってるんですね。
そうすると、その、保育士さんに聞いたんですが、その、ミルクを子供の口に差し込んで、自分はこうやっているわけですね。(右手でミルクを差し込み、左手で携帯電話をいじるジェスチャーをする大山一郎議員)
そしたら、先程言ったような、目と目を見ると、いうような、その、子育てが全くできていない。
だから、栄養学的には問題がなくって、でも、やっぱり人間と人間の母子一体感ということを築くと、いうことに関しては非常に問題がある、ということが、や、現代の脳科学の、おー、勉強しているとわかってきます。
まあ、そのようなことをですね、その、行政が、その、1年の休業保育とか、いうこと、急に預けられた子供達がどのようなショック状態になるかということ、そういうことは全く頭の中にはありません。
ですから、えー、やっぱり、その、子育てというのは、その、今特にイク、イクメンとかいって、お父さんが、えー、誰が育ててもいいんですよと、だから、お母さんじゃなくっても、お父さんが、えー、代わりに育てたって問題ないんですよ、というような考え方もあるんですが、これは全くの、おー、嘘でありまして、私が勉強した限りは、やはり、小さい時の、その、母子一体感というのは、やっぱり、母親でないと、これは意味がないというようなこと。
まあ、あの、こういうことを言うと必ず、じゃあ、その、父子家庭はどうなるんだとか、そういうようなことでいちゃもんをつけてくる人達がいっぱいいるんですけども、そんなことを言ってるわけでは、それはそれで、また、色んなやり方があるんです、そのために、おじいちゃんとかおばあちゃんとかね、そういうような世代間の子育てというのがあるんですけど、今はそのおじいちゃん、おばあちゃんがいなくなってるんですね。
だから、そういうようなことで、託児所とか保育所に頼りすぎたことをやっているということになってくると、これは非常に、その、子供達の、その、健全育成という意味において、非常に問題があるんではないのかなと、いう風に、私は認識を、おー、しております。
で、特にその、母子一体感というものをつけて、1歳ぐらいからもうね、立ち歩きを子供達は始めます。
歩いて、歩くということは、色んな所に自分で行けるということになってくるから、ここから躾をちゃんとしておかないと、勝手に道路に飛び出していったり、勝手に、ね、窓から、あの、出ていったり、そういうような状況が考えられるわけですね。
だから、ここからは躾というものが入ってくるわけなんです。
自然界では、やっぱり、その、ただ動物に襲われたり、という色んなじょう(聞き取り不可能)がありますから、その、躾をするためにも、お互いの信頼関係がついていないと、この躾というものは入ってこない。
だから、最近児童虐待をするお母さん方を見ていると、この母子一体感というのが全く築けていない。
子供もお母さんのことを信頼されてない、預けられっぱなしですから。
で、こういうような(右手でミルクを差し込み、左手で携帯電話をいじるジェスチャーをする大山一郎議員)、あの、ながら育児というのをやっておりますから、子供は信頼していない。
ね、お母さんも母性というものが湧いていない。
それなのに、躾をしようとすると、そりゃ、信頼関係ができてない人の、た、言うことは子供だって聞きません。
だから、お母さんはイラッとなって、暴力をぼーんとやってしまうと、この子は何にも言うことを聞かない、ということになってくるわけなんですね。
だから、そういうような状況は、やっぱり、その、おー、今の行政の子育て支援のやり方ということだけではですね、その、今言ったようなことが全く、その、説明されていないし、担保されていない、というのが、私が勉強してきて、今子育て支援に対して、まあ、ずーっとそのことを訴え続けているんですけど、中々、その、行政も、もう、そこには中々目を、むい、向けてくれていないと、まあ、この前の講演会を聞いていただいたということなんですが、そこでもお話させていただきましたけども、その、当選し、し、した瞬間から、(聞き取り不可能)、このことをずーっと訴えているんですが、中々行政も、そういうような、その、母子一体感を築くためには、どんな施策をしなければならないかと、これは預けるところを作るんではなくって、その、3歳まではお母さんが余裕を持って、精神的な余裕を持って、ちゃんと子供と向き合えるような社会というものを本来は作らなければならない。
そういうことに対して、行政が税金を使い、そして、色んな施策を持って、子育て支援とやって、い、いかなければならないんですが、その視点は全く入っていないというのが今の状況です。
それともう一つ、問題になってくるのは、その、あの、神戸の、しょ、少年Aが、連続殺傷事件、という酒鬼薔薇なんとかっていうね、あの事件がありました。
あの事件のことをお母さんにちょっと色々勉強させていただいて、その、追跡調査したり、色んな、あの、ジャーナリストとか、ちゅ、追跡しょうかしたり、裁判記録とか、そういうものを読まさせていただいたりしたんですが、まあ、その時にはっと気がついたのが、何かというと、この、おー、少年Aの、その、おー、せ、生育記録っていうんですか、そういうのを読んだ時に、あのー、お母さんの育児じ日誌かな、育児日誌に、えーとね、これ*5ちょっと読まさせていただくんですけれど、時間大丈夫ですか。
えーっとね、神戸連続児童殺傷事件の犯人、少年Aの場合は、えー、家庭内不和、母親との心の絆の欠如が背景にあった。
この少年Aの精神鑑定書によれば、家庭における親密体験の乏しさを背景に、弟いじめとたいば、体罰との悪循環のもとで、弟をいじめ、そのため母親から厳しく叱られ、虐待され、暗い幼児期を過ごしたことが記されている。
そして、その結果、低い自己価値感情と、乏しい共感能力のため、えー、たす、えー、ただ(?)の否定に至ったと記載されている。
さらに、この母の育児日誌には、7月7日生まれのこの子、少年Aを1ヶ月検診の8月5日、つまり、生後たったの1ヶ月足らずで、今日初めて、トイレでうんちをさせた。
なるべく早くそういう習慣をつけよう、との記述がある。
首のまだ据わらぬ赤ちゃんにトイレでうんちをさせたというのである。
この母親の子育てがどのようなものだったか、推して知るべしである。
この母親が子のペース、リズムに合わせ、子を重んじ、慈しむのではなく、一方的な親の思い込みや、都合で子育てをしてきた。
前述した母親による支配の子育ての断片が読み取れる。
しかも、この母親は肩こり症なので、この子をおんぶをした記憶がない、とも記している。
当然抱っこもしたことが無かったんだろう。
このような接し方をしていては、少年Aに母親に対する基本的信頼感が育たなかったとしても、不思議ではない。
こういう風に記載されているんですね。
だから、まあ、この子は先程言ったような、まあ、極端な、その、母子一体感が築けなかった極端な事例、プラス、これ別の、その、おー、裁判記録で明らかになってるんですが、非常に小さい時から、その、テレビゲームであるとか、ビデオであるとか、そういうものに、この、没頭していったと、いうような、その、生育歴をもっているんですね。
だから、その、母子一体感が築けなかった、うぇ、プラス、そこにゲームとか、現代の、その、便利なものですね、これは何を言いたいかというと、例えば、えー、12時間預けられて、朝の8時から、よ、夜の、えー、8時まで預けられる。
その後、母親が家に迎えに、連れていっ、かえ、えー、家に連れて帰ってくる。
そこから、寝るまでの間、今どんなことが起きてか、かというと、子供はやっとお母さんが迎えに来てく、くれたから甘えますよね。
だから、駄々をこねるんですね。
そうなってくると、母親も疲れてますから、この子のその駄々を何とかしか、直さなければならない。
えー、これを、子育てを、今度はテレビに投げるんですね。
どういうことかと言うと、ビデオ、その、ディズニーとか、ね、それから、えー、宮崎駿監督のトトロとか、そういうの、私も経験があるんですが、そういうようなビデオが最近はたっくさん出ております。
そこに子育てを投げるんですね。
そうすると、子供は、私も経験があります、子供はものすごく静かになってじーっとそれを見つめております。
もうあき、飽きんのかいうぐらい、何回も何回も繰り返しそのビデオを見るようになるんですね。
そうなってくると、母親としては非常に楽なんです。
ですから、12時間子育てを放棄して、まあ、放棄したわけではありませんが、その、預けっぱなしにして、家に連れて帰ってくると、今度はテレビに、ビデオに、子育てを投げるわけですね。
まあ、そのまんま、えー、眠りについて、朝起きて、その事が毎日毎日繰り返されるわけですね。
そうなってくると、子供は母親から愛情を受けたという感覚、意識が、毎日一緒にいるのに無いわけなんですよ。
こういうような育ち方をこの少年Aはしてるわけなんですね。
だから、えー、映像メディア、プラス、その、母子一体感がきずけて、築けていないと、いうようなことが起こってきます。



注釈
*1みんな子育て応援団(香川県子育て支援情報)|子育てを相談する
*2せとうち田園都市香川創造プラン(一括〔PDF形式〕の107ページ、もしくは、安心できる香川づくり〔施策体系17〜30〕)
*3脳内汚染 | 岡田 尊司 |本 | 通販 | Amazon
*4「脳力」低下社会 | 森 昭雄 |本 | 通販 | Amazon
*5家庭教育の再生 (日本の教育改革をどう構想するか 民間教育臨調の提言) | 林 道義, 潤一, 西澤 |本 | 通販 | Amazon

香川ゲーム条例の内容の問題点まとめ

香川県ネット・ゲーム依存症対策条例の内容の問題点について、箇条書きでまとめてみました。
条例の本文*1



・科学的根拠がない

ネット・ゲーム依存症は他の依存症と比べて、依存性が高くない。
ゲーム依存の治療や支援が必要な人は、大きく見積もっても3%程度と少数である。
5%程度は自然に治る。
時間制限は依存症の予防にはならない。
韓国では2011年に16歳未満の子供が午前0時から6時までオンラインゲームにアクセスできなくする、シャットダウン制度を実施したが、ほとんど効果がなかった。*2
国も政府として、ゲーム依存症の発症を防ぐためのゲーム時間の制限に係る有効性及び科学的な根拠は承知していない。と発言。*3

条例の前文にWHOがゲーム障害を疾病だと認定したとあるが、ゲーム条例の検討委員会にも呼ばれた、久里浜医療センターの樋口進氏がゴリ押しで認めさせたものであり、エビデンスもなく、まだまだ研究不足である。*4*5*6
また、WHOはStudies suggest that gaming disorder affects only a small proportion of people who engage in digital- or video-gaming activities.(研究によれば、ゲーム症(障害)は、デジタルゲームビデオゲームの活動に携わる人のほんの一部にしか影響しません。)と発言している上に、コロナ禍の中で、#PlayApartTogether(家でゲームをしよう)キャンペーンを始めている。*7*8*9

大山一郎議員はこの依存症の原因のドーパミン量が、最近の研究ではゲームをしたときと覚醒剤を一定量投与したときと同じであるという研究結果まで出てきているわけでございます。と発言しているが、ゲームをやった時のドーパミンの量は、食事をした時に毛が生えた程度で、覚醒剤をやった時とは大きく異なる。*10(18ページ)*11

インターネットやコンピュータゲームの過剰な利用が学力や体力の低下を引き起こすという科学的根拠を示すべきだ、というパブコメの反対意見に対し、


令和元年11月に国立病院機構久里浜医療センターから公表された全国調査結果において、平日のゲームの使用時間が1時間を超えると学業成績の低下が顕著になることや、香川県教育委員会が実施した平成30年度香川県学習状況調査において、スマートフォンなどの
使用時間が1時間を超えると、使用時間が長い児童生徒ほど平均正答率が低い傾向にあるという結果が出ており、インターネットやコンピュータゲームの過剰な利用が学力低下を引き起こす要因になるものであると考えています。
と返答しているが、久里浜医療センターのアンケートは、因果関係が証明されていない。
成績が悪いからこそゲームの使用時間が増えるのかもしれないし、全く別のところに原因がある可能性もある。*12(7ページ)*13*14
香川県学習調査も同様に因果関係が証明されていない。
また、朝食を食べない生徒や、学校の出来事を家の人に話さない生徒、近所の人に挨拶しない生徒など、39項目にも成績が悪い傾向があったが、こちらにはノータッチである。
スマホとゲームのアンケートだけ、恣意的に利用していると言わざるを得ない。
*15*16*17(74ページ)

ゲーム依存を患っている子供の具体的な数は把握しているのか、というパブコメの反対意見に対し、


香川県教育委員会が平成29年に実施した「スマートフォン等の利用に関する調査」において、「ネットに夢中になっていると感じる」「ネットの利用を制限しようとしたがやめられなかった」「使い始めに思ったよりも利用時間が長い」といった項目に多く該当し「ネット依存の傾向にある」と考えられる生徒の割合は、中学生では3.4%、高校生では2.9%となっているという調査結果が出ています。
と返答。*12
しかし、このアンケートで使われているYoung氏のテストは1998年と、20年以上前に作られたものなので、ネット社会が発展した現代に使うのは不適切である。
さらに、このテストが間違いだという論文もある。
そもそも、これはインターネットの依存度のテストなので、ゲーム依存とは無関係である。*18(3ページ)*19*20

子供と保護者との間に愛着が形成されれば、ネット・ゲーム依存症になる可能性が低くなるという科学的根拠があるのか、というパブコメの反対意見に対し、


愛着は、子どもと養育者との間に形成される持続的なきずなであり、それがどれだけ安定したものとして形成されるかが、その後の対人関係の持ち方を左右するだけでなく、不安やストレスにも大きく影響を与えることや、養育者との安定した愛着は、子どものインターネット・ゲーム依存に抑止的な効果があるとの指摘もあることから、インターネット・ゲーム依存に陥るリスクを軽減させるため、乳幼児期からの子どもと保護者との愛着形成の重要性について普及啓発を行うことが重要であると考えています。
と返答。
指摘されたと言っているが、誰から指摘されたのかが書かれていない上、科学的根拠も示されていない。*12(21ページ)

大山一郎議員が


まあ、このこと(森昭雄氏と岡田尊司氏のゲームについての主張)は、えー、まだ、科学的に全体に証明されたことでもありませんし、根拠があるという風に、どこが根拠やと言われたら、今、我々が、んー、いつも勉強したことを、私なりに総合的に判断した結果です、という風に言うしかありませんが、しかし、私はこれは、多分、大きな、その、根拠があると、いう風に自分では思っております。
と発言。*21(57:12~)*22
さらに、ゲーム条例の違憲訴訟を起こしたわたる氏が氏家孝志議員に電話したところ、氏家孝志議員が科学的根拠だけで成り立たないと発言。*23
そもそも、賛成派の議員が科学的根拠を重視していないようである。

・人権侵害

自己決定権、幸福追求権、プライバシー権、教育権の侵害*24*25*26

・公権力が家庭に介入することがおかしい。

・罰則が無くても、社会的な圧力がかかる。

そもそも、罰則がないなら条例を制定する必要性は無く、啓発活動で問題ない。

・11条では香川県だけではなく、県外の事業者にまで条例に協力するよう求めているが、どうやってアクセスしてきたユーザーを香川県民かつ18歳未満だと判断するのか、その具体的な方法に触れていない。*27
固定回線ならIPアドレス香川県からのアクセスだとある程度わかるかもしれないが、それも確実ではないし、モバイル回線だと判別できない。
また、VPNなどでIPアドレスを偽装されれば、判別するのは不可能である。
位置情報で判別する場合は、アクセスするユーザー全員から位置情報を提供してもらわなければならない。
位置情報はプライバシーに関わる大事な個人情報なので、提供することをユーザーに強制すれば、反発されるのは必至である。
また、位置情報もIPアドレス同様偽装可能なので、偽装されれば判別不可能である。
18歳未満かどうかについてはIPアドレスで判別するのは不可能なので、ユーザーに自己申告させるしかないが、それもユーザーが嘘を付けば、判別不可能である。
これでは事業者は条例を守ることが不可能になる。
守ることが不可能なものを条例として定めるのはおかしい。
一応条例を破っても罰則は無いが、条例に違反しているとして、反社会的なイメージがついたり、クレームがきたり、民事訴訟される可能性がある。
事業者がこれらのリスクを恐れ、香川県からのアクセスを全てシャットアウトする可能性がある。
また、フィルタリングシステムを作る場合は、金や時間、人手、労力が必要になるので、事業者に大きな負担がかかる。
もちろん、香川県がこれらを負担することはない。
これでは、事業者がただ損をするだけである。

・立法事実(条例を制定する必要性)がない。

条例の前文にネットとゲームの過剰な利用が国内外で社会問題になっていると書いてあるが、そんな事実はない。*25

・子どもたちのITスキルや、ゲームのスキルが身につかなくなる。

最近ではeスポーツといって、ゲームもスポーツの一つに認められ、それで生計を立てているプロゲーマーもいる。
条例でゲームに対して圧力がかかれば、ゲーマーが育ちにくい環境になる。

・11条2項は、最早依存症とは関係なく、ただの表現規制である。

・ネットとゲームに関わる事業者が香川県に来なくなる可能性がある。

・ゲームエイジ総研の調べだと、条例制定後の香川県の10代のゲームプレイ時間は、条例制定前とほとんど変わらなかった。*28

・ゲームの有用性を無視している。

ADHDの治療にゲームが用いられている。*29

・ネット・ゲーム依存症の定義を、香川県が勝手に決めている。*12(12ページ)



出典元一覧
*1https://www.pref.kagawa.lg.jp/somugakuji/kenpo/2020index/2020/0324gj24.pdf
*2ついに可決…香川県「ネット・ゲーム規制条例」がニセ科学と言える理由(井出 草平) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)
*3【urgent!】香川県のネット・ゲーム規制条例、その効力が県外に及ぶ可能性が判明… | 音喜多駿 公式サイト
*4WHO「ゲーム依存」疾病認定までの6年間、舞台裏の記録 | ハフポスト
*5「ネット・ゲームの依存症対策」全国初の条例制定を目指し、専門家交え検討委員会 香川| KSBニュース | KSB瀬戸内海放送
*6「ゲーム障害」は本当に疾病なのか? WHOの認定で巻き起こる論争 | WIRED.jp
*7Gaming disorder
*8ゲーム依存症 - Wikipedia
*9広がる #PlayApartTogether :WHOのゲーム推奨は、「ゲーム=悪」の図式を改めて否定した | WIRED.jp
*10https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kyouginoba/r01/dai2/houkoku.pdf
*11「ゲームと覚醒剤は同じ」大山一郎香川県議 - 井出草平の研究ノート
*12https://www.pref.kagawa.lg.jp/gikai/hodo/pabukome_kekka020317.pdf
*13香川県ネット・ゲーム条例と久里浜医療センター - 井出草平の研究ノート
*14https://www.ncasa-japan.jp/pdf/document15.pdf
*15ここが無根拠、非科学的。スマホやゲームを規制する「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」を点検 – すまほん!!
*16成績とスマホ利用時間のみをアピールする恣意性 - 井出草平の研究ノート
*17https://www.kec.kagawa-edu.jp/research/gakuryoku_k/h30/h30_gakuryoku_k.pdf
*18https://www.pref.kagawa.lg.jp/content/etc/web/upfiles/wzu34w180207135239_f01.pdf
*19香川県「ゲーム規制条例」パブコメ回答まとめ 依存症の調査に1998年のテストを使用 根拠は「あると考える」と“お気持ち回答”連発 - ねとらぼ
*20中高生ネット依存93万人調査・久里浜医療センター樋口進さん研究に疑問点あり - 井出草平の研究ノート
*21https://www.youtube.com/watch?v=fzHG5CnhIys
*22心禅の会での大山一郎のゲームについての発言書き起こし - とんかつの香川ゲーム条例反対ブログ
*23わたる on Twitter: "先日氏家議員と電話したときに科学的根拠はあるのかを質問したところ科学的根拠だけで成り立たないとの発言をされました。"
*24香川県「ゲームは1日60分」条例、違憲性への懸念 「不当な干渉」「憲法13条に違反」…作花弁護士が指摘 - 弁護士ドットコム
*25「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」に対する会長声明(R02/05/25) | 香川県弁護士会
*26「ゲームとスマホは一日一時間」を権力で規定?!香川県でトンデモ条例案が進行中… (1/2)
*27藤末 健三 on Twitter: "香川県ネット・ゲーム依存症対策条例素案第11条に規定する「事業者」の範囲について、念のため、うちの秘書が県議会事務局に確認したところ、明確に「県外の事業者も対象となる」と回答がありました。
全国の事業者に影響があることが明確になりましたので、是非ともパブコメをお送りください。… https://t.co/JlD6w6vh9x"

*28香川のゲーム依存症対策条例「効果上がらず」ゲームエイジ調査 - 産経ニュース
*29ゲームが処方される時代、到来。アメリカ食品医薬局の認可がついたビデオゲーム | ギズモード・ジャパン

香川ゲーム条例に賛成・反対の立場の政治家をまとめてみた

香川県ネット・ゲーム依存症対策条例に賛成・反対の立場の香川県の政治家をまとめてみました。
次の選挙の参考になるかと思います。
条例の採決時に賛成だったのは、自民党県政会19名(議長は多数決に参加できない)、公明党2名、無所属1名、反対だったのが自民党議員会8名、共産党2名。
リベラル香川8名は棄権しました。*1(12:23〜)
しかし、リベラル香川はその後、パブコメの原本の内容を告発したり、条例の検証委員会の設置を申し入れているので、反対派だと判断しました。*2*3
山本悟史議員は採決当時はリベラル香川所属で棄権していますが、その後、リベラル香川を脱会して新会派県民ネットワークを立ち上げているのと、ブログとTwitterの発言から、賛成派だと判断しました。*4*5
それと、条例採決直後の議員名簿のアーカイブのリンクを貼っておきます。*6
県議会議員以外については、賛成、または反対だと判断した根拠も載せておきます。



◎賛成派


県議会議員

自民党県政会(20名)
大山一郎
西川昭吾
十河直
氏家孝志
高木英一
白川和幸
岡野朱里子
松原哲也
谷久浩一
佐伯明
新田耕造
有福哲二
花崎光弘
高城宗幸
五所野尾恭一
黒島啓
山本直樹
宮本欣貞
尾崎道広
綾田福雄

公明党(2名)
広瀬良隆
都築信行

・無所属(1名)
松岡里佳

・県民ネットワーク(1名)
山本悟史

○市議会議員

観音寺市
合田隆胤*7

○県知事

浜田恵造*8



◎反対派


県議会議員

・リベラル香川(7名)
原慎一
木村篤史
米田晴彦
森裕行
三野康祐
竹本敏信
高田良徳

自民党議員会(8名)
松本公継
斉藤勝範
香川芳文
山田正芳
石川豊
辻村修
平木享
鎌田守恭

共産党(2名)
秋山時貞
樫昭二

○市議会議員

三豊市
田中達也*9

○市長

高松市
大西秀人*10

○国会議員

衆議院議員
玉木雄一郎*11*12*13(2:08:35~)*14(1:28~)*15



◎賛成の可能性がある政治家

○国会議員

衆議院議員
平井卓也

四国新聞がゲーム条例に肯定的な報道ばかりしていたが、四国新聞代表取締役の平井龍司は、平井卓也の弟である。*16*17
また、大山一郎議員の県政報告会にも出席するなど、大山一郎議員と親交が深いように見える。*18



出典元一覧
*1https://www.youtube.com/watch?v=rKU94ddbkMc
*2ゲーム依存症条例のパブコメ「賛成意見の大半は同じ書式」原本を閲覧した議員が証言 香川| KSBニュース | KSB瀬戸内海放送
*3香川県ゲーム条例 制定過程に“疑念”…県議会3会派が「検証委員会」の設置を申し入れ| KSBニュース | KSB瀬戸内海放送
*4山本悟史「行動力、あり!」:新型コロナウイルス感染症の影響。 - livedoor Blog(ブログ)
*5山本悟史「行動力、あり!」:今更ですが、今年もよろしくお願い申し上げます。 - livedoor Blog(ブログ)
*6【魚拓】議員名簿
*7ネットゲーム依存症対策 ⊂(・(ェ)・)⊃ | 合田隆胤 Official site
*8「ゲーム依存対策条例」に批判の声も…香川県知事「イメージダウンにならない」| KSBニュース | KSB瀬戸内海放送
*9香川県ネット・ゲーム依存症対策条例への疑問 – 三豊市議会議員 田中たつや オフィシャルサイト
*10香川県のゲーム依存症対策条例に高松市長が苦言「ネットやゲームの悪い面ばかりに光が当たった」| KSBニュース | KSB瀬戸内海放送
*11玉木雄一郎(国民民主党代表) on Twitter: "香川県ゲーム条例のパブコメ賛成意見のIPアドレス全て「192.168.7.21」って。担当者に知識がなく消し忘れか?
とにかくパブコメ捏造疑惑に県議会はきちんと説明責任を果たすべき。

ゲーム条例のパブコメ「原本」が開示 多数を占めた賛成意見「全く同じ文章」が何パターンも https://t.co/xSr2k4cuxm"
*12香川)国民・玉木代表が反対姿勢 ゲーム条例の時間制限:朝日新聞デジタル
*13https://www.youtube.com/watch?v=5vQFweqkSGM
*14https://www.youtube.com/watch?v=8wBeSD14GZI
*15https://www.youtube.com/watch?v=TJwnvg9bGtA
*16香川県のゲーム規制条例。四国新聞や県議会の動き、謎のパブコメなど、各種経緯と様々な反応。 - Togetter
*17会社概要・部署紹介 | 四国新聞社RECRUITING INFORMATION
*18大山一郎県政報告会・金美齢先生の講演 | 小坪しんやのHP〜行橋市議会議員

香川県の過去47件のパブコメを調べてみた

現在2020年8月12日に香川県のホームページに掲載されている、2015年5月27日〜2020年5月22日の過去47件のパブリックコメントについて調べてみました。*1
古い順に並べています。


・第11次鳥獣保護管理事業計画(案)及び第二種特定鳥獣管理計画(ニホンザルニホンジカ、イノシシ)(案)*2
募集期間
平成27年3月31日から平成27年4月30日まで(31日間)
提出者数
個人1件
意見の数
1件

香川県高松市動物愛護センター(仮称)基本構想(素案)*3
募集期間
平成27年3月16日から平成27年4月15日まで(31日間)
提出者数
個人15件
意見の数
77件

香川県子どもの貧困対策推進計画(仮称)素案*4
募集期間
平成27年7月6日から平成27年8月5日まで(31日間)
提出者数
個人2件団体1件合計3件
意見の数
10件

香川県国土強靱化地域計画(素案)*5
募集期間
平成27年7月31日から平成27年8月25日まで(26日間)
意見0件

香川県過疎地域自立促進方針(素案)*6
募集期間
平成27年9月18日から平成27年10月9日まで(22日間)
意見0件

香川県廃棄物処理計画(素案)*7
募集期間
平成27年9月8日から平成27年10月7日まで(30日間)
提出者
個人2件
意見の数
5件

香川県みどりの基本計画(素案)*8
募集期間
平成27年9月8日から平成27年10月7日まで(30日間)
提出者
個人1件
意見の数
1件

香川県地球温暖化対策推進計画(素案)*9
募集期間
平成27年9月8日から平成27年10月7日まで(30日間)
提出者数
個人1件
意見の数
7件

香川県環境基本計画(素案)*10
募集期間
平成27年9月8日から平成27年10月7日まで(30日間)
提出者数
個人3件団体1件合計4件
意見の数
18件

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部を改正する条例(案)*11
募集期間
平成27年9月10日から平成27年10月9日まで(30日間)
提出者数
個人1件
意見の数
4件

香川県次期総合計画「新・せとうち田園都市創造計画(仮称)」素案*12
募集期間
平成27年9月8日から平成27年10月7日まで(30日間)
提出者数
個人2件
意見の数
6件

・「第3次かがわ男女共同参画プラン(仮称)」素案*13
募集期間
平成27年9月14日から平成27年10月13日まで(30日間)
提出者
個人29件
意見の数
41件

・「第3次香川県配偶者暴力防止及び被害者支援計画(仮称)」素案*14
募集期間
平成27年9月14日から平成27年10月13日まで(30日間)
提出者数
個人20人
意見の数
29件

香川県離島振興計画【大島地域振興計画(案)】*15
募集期間
平成27年10月30日から平成27年11月13日まで(15日間)
提出者数
個人2件合計2件(ウェブページには個人1人と書かれているが、合計人数と合わない上、PDFでは個人2人と書かれているので、間違いだと思われる)
意見の数
6件

香川県行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行条例(仮称)*16
募集期間
平成27年10月16日から平成27年11月16日まで(32日間)
提出者
個人4件
意見の数
4件

・かがわ多文化共生推進プラン(仮称)*17
募集期間
平成27年11月24日から平成27年12月24日まで(31日間)
提出者
個人1件
意見の数
1件

・興行場における公衆衛生上必要な基準及び衛生措置の基準に関する条例の一部を改正する条例案*18
募集期間
平成27年12月7日から平成28年1月6日まで(31日間)
提出者数
個人1件
意見の数
1件

香川県水産業基本計画(素案)*19
募集期間
平成27年12月8日から平成28年1月5日まで(29日間)
提出者数
2件
意見の数
10件

香川県農業・農村基本計画(素案)*20
募集期間
平成27年12月8日から平成28年1月5日まで(29日間)
提出者数
3件
意見の数
6件

・第3次かがわ食育アクションプラン(素案)*21
募集期間
平成27年12月7日から平成27年12月28日まで(22日間)
提出者数
個人2件
意見の数
5件

香川県生活環境の保全に関する条例施行規則の一部改正(案)*22
募集期間
平成27年12月7日から平成28年1月7日まで(32日間)
提出者数
個人1件
意見の数
1件

・第3次県立病院中期経営目標(素案)*23
募集期間
平成27年12月7日から平成28年1月6日まで(31日間)
提供者数
個人1件
意見の数
2件

香川県行財政改革基本指針(素案)*24
募集期間
平成27年12月1日から平成28年1月4日まで(35日間)
提出者数
1件
意見の数
2件

香川県教育基本計画*25
募集期間
平成27年12月10日から平成28年1月12日まで(34日間)
提出者
個人3件
意見の数
21件

香川県港湾管理条例の一部を改正する条例案*26
募集期間
平成28年1月5日から平成28年2月5日まで(32日間)
提出者
個人1件
意見の数
2件

社会保障・税番号制度に係る県税賦課徴収の「特定個人情報保護評価書(再評価案)」*27
募集期間
平成28年1月15日から平成28年2月15日まで(32日間)
意見0件

香川県花き産業振興計画(素案)*28
募集期間
平成27年12月14日から平成28年1月13日まで(31日間)
提出者数
個人3件
意見の数
7件

香川県果樹農業振興計画(素案)*29
募集期間
平成27年12月14日から平成28年1月13日まで(31日間)
提出者数
個人2件
意見の数
12件

・第10次香川県交通安全計画(案)*30
募集期間
平成28年2月10日から平成28年3月9日まで(29日間)
提出者
個人4件
意見の数
16件

・第4次香川県全県域生活排水処理構想(案)*31
募集期間
平成28年2月18日から平成28年3月18日まで(30日間)
提出者
個人2件
意見の数
2件

・第2次香川県海岸漂着物対策等推進計画(案)*32
募集期間
平成28年2月26日から平成28年3月18日まで(22日間)
意見0件

香川県迷惑行為等防止条例の一部を改正する条例案*33
募集期間
平成28年4月18日から平成28年5月17日まで(30日間)
提出者
個人2件
意見の数
2件

・健やか香川21ヘルスプラン(第2次)の変更(素案)*34
募集期間
平成30年12月18日から平成31年1月17日まで(31日間)
提出者
個人1件団体1件合計2件
意見の数
11件

香川県賃貸住宅供給促進計画(案)*35
募集期間
令和元年10月16日から令和元年11月15日まで(31日間)
意見0件

・「県立高校の在り方を示す次期計画(仮称)」〔素案〕*36
募集期間
令和元年10月11日から11月11日まで(32日間)
提出者数
個人15件
意見の数
33件

香川県就学前教育振興指針(案)*37
募集期間
令和元年12月26日から令和2年1月16日まで(22日間)
提供者数
個人1件
意見の数
1件

・公衆浴場に対する措置の基準等に関する条例の一部を改正する条例案*38
募集期間
令和元年12月9日から令和2年1月8日まで(31日間)
提供者数
個人14件
意見の数
14件

香川県旅館業施設の措置の基準等に関する条例の一部を改正する条例案*39
募集期間
令和元年12月9日から令和2年1月8日まで(31日間)
意見0件

・第2期香川県健やか子ども支援計画(素案)*40
募集期間
令和元年12月9日から令和2年1月8日まで(31日間)
提出者数
個人3件
意見の数
11件

香川県迷惑行為等防止条例の一部を改正する条例案*41
募集期間
令和元年12月9日から令和2年1月8日まで(31日間)
提出者数
個人8件
意見の数
20件

香川県青少年保護育成条例の一部を改正する条例(案)の概要*42
募集期間
令和元年12月9日から令和2年1月8日まで(31日間)
提出者数
個人1件
意見の数
2件

住民基本台帳ネットワークシステムに係る本人確認情報の管理及び提供等に関する事務の「特定個人情報保護評価(全項目評価書)(案)」*43
募集期間
令和2年2月10日から令和2年3月9日まで(29日間)
意見0件

・第2期かがわ創生総合戦略(仮称)素案*44
募集期間
令和元年12月3日から令和2年1月6日まで(35日間)
提出者数
個人2件
意見の数
6件

香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)(素案)*45
募集期間
令和2年1月23日から令和2年2月6日まで(15日間)
提出者数
個人2613人、2団体、第11条に規定する事業者71者、合計2686件

香川県ひとり親家庭等自立促進計画(素案)*46
募集期間
令和2年1月17日から令和2年2月17日まで(32日間)
提出者数
個人1件
意見の数
2件

・第2期香川県子どもの貧困対策推進計画(素案)*47
募集期間
令和2年1月17日から令和2年2月17日まで(32日間)
提出者数
個人2件
意見の数
7件

高瀬川水系河川整備計画(変更)(原案)*48
募集期間
令和2年2月14日から3月16日まで(32日間)
提出者数
個人1件
意見の数
3件



・まとめ

ゲーム条例以外のパブコメは賛否で分けて集計していないのに、ゲーム条例のみ、賛否で分けて集計している。
ゲーム条例以外のパブコメは提出者数と意見の数を公表していたが、ゲーム条例は提出者数しか公表していない。
ゲーム条例以外のパブコメは募集期間がほとんど1ヶ月なのに、ゲーム条例の募集期間は2週間と短い。
ゲーム条例以外の46件のパブコメの募集期間の平均は約29.78日、最高が35日、最低が15日だった。
ゲーム条例以外の46件のパブコメの提出者数の平均は約3.56件、最高が29件。最低が0件、全て足して合わせると164件。
全て合わせた164件でも、ゲーム条例の2686件には遠く及ばない。
募集期間と提出者数を棒グラフにしてみました。
ゲーム条例はわかりやすいように、赤色にしています。


まずは募集期間
f:id:tonkatsu3389678:20200812205018p:plain


次に提出者数
f:id:tonkatsu3389678:20200812205122p:plain





出典元一覧
*1パブリック・コメント 一覧
*2香川県|第11次鳥獣保護管理事業計画(案)及び第二種特定鳥獣管理計画(ニホンザル、ニホンジカ、イノシシ)(案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*3香川県|香川県・高松市動物愛護センター(仮称)基本構想(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*4香川県|香川県子どもの貧困対策推進計画(仮称)素案のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*5香川県|香川県国土強靱化地域計画(素案)についてパブリック・コメント(意見公募)実施結果について
*6香川県|香川県過疎地域自立促進方針(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*7香川県|香川県廃棄物処理計画(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*8香川県|香川県みどりの基本計画(素案)におけるパブリック・コメント(意見公募)実施結果について
*9香川県|香川県地球温暖化対策推進計画(素案)のパブリック・コメント(意見公募)の実施結果
*10香川県|香川県環境基本計画(素案)のパブリック・コメント(意見公募)の実施結果
*11香川県|風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部を改正する条例(案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*12香川県|香川県次期総合計画「新・せとうち田園都市創造計画(仮称)」素案のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*13香川県|「第3次かがわ男女共同参画プラン(仮称)」素案のパブリック・コメント(意見公募)実施結果について
*14香川県|「第3次香川県配偶者暴力防止及び被害者支援計画(仮称)」素案のパブリックコメント(意見公募)実施結果について
*15香川県|香川県離島振興計画【大島地域振興計画(案)】のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*16香川県|香川県行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行条例(仮称)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*17香川県|かがわ多文化共生推進プラン(仮称)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*18香川県|興行場における公衆衛生上必要な基準及び衛生措置の基準に関する条例の一部を改正する条例案のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*19香川県|香川県水産業基本計画(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*20香川県|香川県農業・農村基本計画(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*21香川県|第3次かがわ食育アクションプラン(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*22香川県|香川県生活環境の保全に関する条例施行規則の一部改正(案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*23香川県|第3次県立病院中期経営目標(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*24香川県|香川県新行財政改革基本指針(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*25香川県|香川県教育基本計画のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*26香川県|香川県港湾管理条例の一部を改正する条例案のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*27香川県|社会保障・税番号制度に係る県税賦課徴収の「特定個人情報保護評価書(再評価案)」のパブリック・コメント(意見公募)実施結果について
*28香川県|香川県花き産業振興計画(素案)のパブリックコメント(意見公募)実施結果
*29香川県|香川県果樹農業振興計画(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*30香川県
*31香川県|第4次香川県全県域生活排水処理構想(案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*32香川県|第2次香川県海岸漂着物対策等推進計画(案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*33香川県|香川県迷惑行為等防止条例の一部を改正する条例案のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*34香川県|健やか香川21ヘルスプラン(第2次)の変更(素案)のパブリックコメント(意見公募)実施結果
*35香川県|香川県賃貸住宅供給促進計画(案)のパブリック・コメント(意見募集)実施結果
*36香川県|「県立高校の在り方を示す次期計画(仮称)」〔素案〕のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*37香川県|香川県就学前教育振興指針(案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*38香川県|公衆浴場に対する措置の基準等に関する条例の一部を改正する条例案のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*39香川県|香川県旅館業施設の措置の基準等に関する条例の一部を改正する条例案のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*40香川県|第2期香川県健やか子ども支援計画(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*41香川県|香川県迷惑行為等防止条例の一部を改正する条例案のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*42香川県|香川県青少年保護育成条例の一部を改正する条例(案)の概要のパブリックコメント(意見公募)実施結果
*43香川県|住民基本台帳ネットワークシステムに係る本人確認情報の管理及び提供等に関する事務の「特定個人情報保護評価(全項目評価書)(案)」のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*44香川県|第2期かがわ創生総合戦略(仮称)素案のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*45香川県|香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*46香川県|香川県ひとり親家庭等自立促進計画(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*47香川県|第2期香川県子どもの貧困対策推進計画(素案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果
*48香川県|高瀬川水系河川整備計画(変更)(原案)のパブリック・コメント(意見公募)実施結果